不安定なままは止めましょう。
Free Wi-Fiスポットやインターネットの電波が弱い場所などインターネット環境不安定な場所でWEB面接(オンライン面接)をすると、面接の途中で急に音が聞こえなかったり、音声のタイムラグが発生したりする可能性があります。最悪の場合、途中で接続が切れることもあります。
有線LANケーブルでインターネットに接続できる場所がおすすめです。有線LANケーブルがあるところを用意できない場合、ルーターの近くやインターネットの電波が常に強い場所を探しておきましょう。
≫ WEB面接はXXで受けるのがベスト!?
実は、画面が揺れすぎです!
スマートフォンを手に持ちながら面接を受けると、実は、面接官側の画面で姿勢が悪く見えてしまいます。腕が見えたり、映りが揺れたりするからです。また、面接中に音声が聞こえにくいがために、ついスマートフォンを耳に当ててしまった方もいました。
そこでスマートフォンなどのデバイスはきちんと固定して面接に挑みましょう。デスクトップやノートパソコンがなくても、お持ちのスマートフォンを顔と上半身がきちんと映る位置に固定して面接を受けるようにしましょう。
実は、けっこう聞こえています!
部屋の外やオープンスペースのような場所でWEB面接(オンライン面接)をすると、周りの音が通話相手まで聞こえてしまう可能性があります。最近はデバイスの性能も優れているので、遠くの音でも意外と拾います。
静かな個室を探しましょう。室内のテレビなどはもちろんドアや窓を閉め、できるだけ余計な音をシャットダウンします。一緒に住んでいる家族や同居人がいる場合、面接の途中で声かけないように事前に予定を教えておきましょう。
実は、丸見えです!
最近のカメラは性能がよく、レンズも広く映像を取れるようになったため、後ろの背景が見えている可能性もあります。自分の部屋でWEB面接(オンライン面接)を行う場合、趣味のポスターが背景になっていたり、メイキングしていないままのベッドや、ハンガーにかけてある洋服などが相手に見えていることも。
デバイスによって顔映りが暗くなることがあるので、昼間でも部屋の中の照明はつけておきましょう。また、後ろのベッドや家具が見えない角度を探しましょう。壁が背景になる場所や部屋の隅など、余計なものが映らない角度がオススメです。ポスターなども事前に外しておいたほうがいいでしょう。
実は、「上から目線」で映っています!
ノートパソコンやスマートフォンを見る時、デバイスを低い位置において、画面を見下ろすのが一般的な姿勢です。しかし、WEB面接(オンライン面接)を受ける時はそのままではNGです。面接官の画面をあなたが見下ろしているように映されてしまうからです。面接中の姿勢も猫背に見えて、印象が悪くしてしまっているのです。
ノートパソコンやスマートフォンの画面の角度を下げすぎないように気を付けましょう。ご自身の視線とカメラの位置がまっすぐになるように、デバイスを少し高めの位置に設置してください。
個性出しすぎになっています!
好きなキャラクターやプライベートの時の写真をSkypeのプロフィール写真や、zoomの待ち受け画面に設定したままだと、それが相手の面接官にまで見られてしまいます。
好きな写真や趣味の画像をプロフィール写真に設定している方も多いと思います。ご自身の個性は出ますが、やはり仕事の面接ではビジネスにかかわるマナー・知識・能力を見て判断するものです。
面接の準備の段階で、証明写真やフォーマルな写真を設定した方が「きちんとした印象」になります。つぶやきなども空欄にしておいたほうが無難です。また、面接用のSkypeIDを作成し、フォーマルなプロフィールを設定しておくのもオススメです。
実は、見えています!
面接会場に行くわけではなく自分の部屋で面接を行うため、私服か部屋着で面接を受けてしまう。安易な考えはNGです。見えないと思って電源を切る際に、下がパジャマのままだったのがばっちり映ってしまったという方もいます。
zoomやSkypeでも「面接は面接」ですので、上下スーツを着用して面接を受けましょう。遠距離だからこそ、第一印象がとても大事です。できるだけ、いい印象を与えるように身だしなみを整えましょう。
なんか……目が合わない!
しゃべる時、「画面」を見てはいけません。目を合わせるために「画面を見ている」ですが相手には、違うところを見ているように映っています。
「画面」ではなく、「カメラ」を見ましょう。WEB面接(オンライン面接)の時、モニターの画面を通して相手を見ても、実は相手にはあなたが違うところを見ているように映ってしまいます。最初はあまり慣れないかもしれませんが、面接時はカメラを見ながら話すようにしましょう。
的外れな回答になっています!
デバイスから離れすぎると、相手の方がはっきり聞こえない恐れがあります。かといって、デバイスに近すぎるのも良くありません。声が大きすぎて聞き取りにくくなります。聞こえにくいため何回も聞き返したり、よく聞こえてないまま答えてしまい、的外れな回答をしてしまったという方もいます。
マイク付きイヤホンなどを使いましょう。自分の声がきちんと相手まで伝わり、相手の声もきちんと聞いてから答えることが大事です。
実は、バレています!
相手の画面には映らないと思って、面接中ネットサーフィンをしたり、SNSを見ながらなんていうのも、もちろんNG。あなたの視線やクリック音で実は相手にばれています! SNSをつけておくだけでも、やたら通知の電子音が鳴っていた、ということもあります。
面接の時、zoomやSkype以外のソフトやウィンドウをすべて閉じておきましょう。最小化ではなく“完全に閉じること”です。SNSなどは最小化しても新しいメッセージが来る時、通知のポップアップやアラームなどの電子音が出ます。対面ではなくても、面接中は相手にしっかりと集中しましょう。
実は、キーボードの音が……こわいです!
パソコンが目の前にあるから、面接中のメモは直接にパソコンに打ち込んでしまう。パソコンに打ち込んだほうが早いかもしれませんが、あなたのタイプ音が相手にまる聞こえになっています。
メモを取りたい時は、メモ帳など用意した紙に書きましょう。タイピングの方が早い、楽という方も多いかもしれませんが、タイピングの音が相手に不快感を与えている可能性があります。
英語の面接で意外にやりがちです!
zoomやSkypeでの面接中、途中で音が途切れたり、よく聞こえなかったりする時に、つい「はい?」、英語の場合「What?」で聞き返してしまう。音声の状況があまり良くないからとはいえ、面接の場合はくだけすぎる聞き方になります。
途中で音のトラブルが生じたり、相手にもう一度繰り返して欲しい場合は、状況を説明してきちんと相手にお願いしましょう。
英語の場合は「What?」や「Sorry?」「Pardon?」だけを連発するのではなく「Sorry, I couldn't catch what you said. Could you repeat the question again, please」など、相手に何をして欲しいのかを丁寧に伝えるようにしましょう。
けっこう、慌てすぎです!
途中で接続が切れたり、zoomやSkypeが勝手にサインアウトするということも起こります。その際に、慌ててパソコンを壊してしまったり、再度接続したあと取り乱してしまい、トラブル対応力が低いと判断されてしまうこともあります。
面接中途中で接続が切れても、慌てるのはNGです。まずは、電話やメールなど別の方法で接続不具合のことを相手に連絡しておきましょう。その後、ルーターをリセットしてパソコンを再起動し、接続しなおします。
面接再開後、相手に謝罪をしてから冷静な様子を見せましょう。接続不具合はできれば避けたい出来事ですが、冷静にトラブル対処ができれば、逆にアピールするチャンスになります。
トラブルが生じてパソコンを再起動してもすぐに再接続できない場合は、至急採用担当に電話し、直接に謝って面接のスケジュールを再設定してもらいましょう。
【面接を受ける企業が海外の企業で直接電話するのが難しい場合】至急インターネットが使える場所・端末を探して、トラブルのことをできるだけはやく企業側に伝えましょう。
【エージェットを通して面接を受ける場合】至急担当のエージェントに電話し面接担当者に連絡してもらって面接のスケジュールを調整してもらいましょう。エージェントを通して面接を受ける場合、応募者が直接企業側とやり取りしていないため、連絡先が分からない場合が多いからです。
面接を始める前に企業側の連絡先または担当のエージェントの連絡先を用意しておくのもいいでしょう。
英語の場合、面接再開したら、まずは「I’m so sorry about internet connection dropped off just now. Please allow me to continue further with the interview.」と伝えてから冷静に面接を再開させましょう。インターネットの接続が切れて、面接再開するまで少し時間がかかった場合は、「I ‘m so sorry, please accept my deep apologies for the technical issue. my internet connection has trouble so I cannot connect to skype. I apologize for your inconvenience」などと通常より丁寧に謝って面接を再開させましょう。