企画営業、研究開発、設計開発、SE、品質管理、工場長【総合職】 上田鍍金株式会社 創業104年。業界日本を代表する大手企業。業界売上高都道府県2位

  • 正社員
  • 360万~800万円
  • 職種・業種未経験OK
  • 第二新卒歓迎
  • 完全週休2日制
情報更新日:2024/05/07
掲載終了予定日:2024/06/17

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当社のポイント・キャッチコピー

業界の日本を代表する大手企業。創業104年の老舗。
世界トップクラスシェア&国内トップクラスシェア多数保有。
今、業界で大変話題の研究開発型企業です。

業界売上高・都道府県第2位
業界法人所得ランキング・全国最上位クラス(ランキング公示の最終年度は全国10位)
世界トップクラスシェア製品多数
国内トップクラスシェア製品多数
日本で最も進んだめっき研究所の一つ
世界初・日本初の技術開発に数多く成功
大学共同研究多数
経済産業省「ものづくり革新事業」認定企業
経済産業省「ものづくり新展開事業」認定企業
中小企業庁モデル工場に指定
京都市「京都市輝く地域企業」認定企業
京都府「中小企業経営強化事業」認定企業
京都府知事「京都府元気印中小企業」認定企業
連携型イノベーション研究開発事業認定企業
※他、数多くの行政認定に浴しています。(↓)

当社のポイント・キャッチコピーの続き

税務署優良法人表敬(2001年~2023年まで23年連続表敬中)
全国鍍金工業組合連合会(加盟企業1300社)認定「環境整備優良事業所/全国129事業所」のうち2事業所が当社事業所
経済産業省管轄SBIC(大阪中小企業投資育成株式会社)投資先企業の一つ
業界日本を代表する企業で、業界では最高クラスのステータスのある企業です
「上田鍍金」と言えば業界では日本全国で通用します。

私たちは、今、日本の業界で話題の企業です!私たちのめっき技術によって、

「電気自動車など環境対応自動車の走行距離が延びる」
「太陽発電の効率が上がる」
「液晶の色が綺麗になる」
「スマートフォンの通話エリアが広がる」
「半導体の世代が上がる」
「レアメタルが必要なくなる」
「自然や資源を保護できる」
「健康になる」
など様々な産業に一大変革が起きているからです。

めっき一筋、技術のUEDAと全国に広くその名を馳せる業界屈指の有名企業です。

鍍金(めっき)とは

各種素材表面に工学(化学、電気電子、物理、機械、環境などの融合工学)的に表面皮膜を生成し、製品に様々な物質特性を設計する表面工学技術です。電気特性(配線形成、導電性、接触特性、絶縁性)、熱伝導性、磁気特性、高周波特性、電気抵抗、電磁波の遮断・遮蔽、撥水性、光学特性(反射防止、光吸収、熱吸収、光沢性)、物理特性(接合性、半田付け性、ボンディング性)、機械特性(高硬度、耐摩耗性、摺動性、潤滑性)、耐食性(犠牲皮膜法、腐食電流分散法)など各種製品や素材に多様な機能を持たせることが出来ます。
めっき技術は政府研究機関のNEDO、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構、日本原子力研究所、東京大学、東京工業大学、京都大学他多数の学術機関で盛んに研究されている、大手メーカーでも持っていない重要産業技術です。
製品を変えてしまう、日本が世界に誇る技術です。
SDGS研究他これから特に成長していく分野です。

企業ガイダンス

私たち上田鍍金株式会社は、業界の日本を代表する大手企業で、創業104年の老舗です。日本最先端のめっき研究所の一つで、数多くの日本初、世界初の研究開発に成功しています。
次世代半導体、電気自動車、次世代エネルギー、次世代 LED、環境技術、環境資源保護、精密電子部品など世界最先端技術分野で必要とされる特殊表面処理の研究開発メーカーです。

100年を超えて業界をリードし続けているそのテクノロジーには「UEDAテクノロジーでしかどうにもならない」というものも数多く、当社との共同開発を求めて全国から数多くの大手企業が訪れています。(海外大手も含め、日本中の大手エレクトロニクスメーカーが訪れています。)政府系研究機関からも「こういう場合はどうしたらいいか教えていただけませんか」とよく相談に来られます。大学との共同研究の実績も豊富で、各大学から研究委託の依頼もあります。
業界売上高も都道府県2位、(↓)

企業ガイダンスの続き1

業界法人ランキングも全国最上位クラスで、世界トップクラス・国内トップクラスの高いシェアを誇ります。世界中で超人気のスマートフォン、家電製品、自動車の多くに当社のめっきが採用されており、あなたが担当した製品を日本中・世界中の人々が愛用します。

私たちは創業以来、常に新しい研究開発に積極的にチャレンジしてきました。
研究開発こそ当社の最大の特長なのです。
そしてユーザーから厚い信頼を築き、業界の発展にも貢献、今日業界を代表するシンボルカンパニーとして成長しています。

現在も次世代テクノロジーの研究開発に余念がなく、様々な研究を行っています。人工衛星など宇宙開発にも当社のめっき技術が採用されています。
私たちは研究開発を全て基礎から手掛け、大手薬品メーカーにもない特殊溶液の開発も自社で行い、生産システムや実験設備も企画から開発、設計、組立まで自社開発を行っています。一つのラインで特性の(↓)

企業ガイダンスの続き2

違う複数種類のめっきをミクロンエリアに施したり、ミクロンの3次元形状化を可能にしたり、このメカトロニクス技術も当社の大きな強みです。2022年には業界世界初のロボット式生産システムの開発にも成功し、生産を開始しています。AIの研究開発も進めていきます。

2008年には本社隣に技術開発センターを建設、2017年には本社隣に研究所を建設し、さらなる次世代研究への体制を整えました。さらに新本社の建設も計画しています。
取引先には国内大手企業、海外大手企業、政府研究機関、大学等100社以上が並び、当社で生まれた技術が世界中に広がっています。
しかも当社では半導体、電気自動車、環境など世界経済を牽引する先端技術分野への取り組みと新規技術開発が相伴って、今後一層大きな成長が見込めています。(業界では全国的な話題となっています)
このように上田鍍金は業界国内を代表する大手企業として高い成長を続けているのです。

私たちは挑戦を続けています

【100年間でできなかった事が殆どない。私達は挑戦を続けています】
例えば、私達は品質において「クレーム0」を目指しています。これはかなり難しい目標かも知れませんが、でも私達は「2くらいならいいか」と妥協したりはしません。あくまでも0を目指し、諦めないで挑戦を続けています。すると、だんだん不可能ではなくなってきています。
難しい製品を立ち上げる時に行う技術開発は、10回、20回、時には100回と挑戦を繰り返してやっと成功する、そういうものです。
大切なことは最後まであきらめないで挑戦を繰り返していく事です。
当社は社訓として「失敗は成功の母」の言葉を掲げています。
社長も「どれだけ失敗してもいいから恐れずに挑戦しろ」と常に言ってくれます。
失敗しても挑戦する事を評価してくれる人事制度もあります。
ですからみんなやりがいを持って挑戦し続ける事ができるのです。
あきらめなければ、不可能も可能になります。

研究開発の一例

私たちは常に新技術を志向しています。狙うは常に日本初、世界初、世界最先端です。現在も数多くの次世代技術を研究中です。

●粉体めっき/これは粉末状の微粒子にめっきする技術です。粉末状の微粒子は電気めっきする為の電解溶液中に沈まない、洗浄工程の際に水と一緒に流れてしまう、どうやって乾燥させるか等技術レベルが従来のめっきとは比べものになりません。さらに微粒子に均一にめっきをつける事自体が大変難しく、又水分による吸着力作用で粒子同士がひっついてしまいます。当社はこれらを可能にする技術を開発し、しかも電気を通さないガラス素材での実験に成功。ミクロンの微粒子にめっきする国内初の量産技術を実現しました)
●3次元ファインエレクトロフォーミング/これは微細電鋳と呼ばれる技術で電気の力によって液体(めっき溶液)を製品そのものに形状化させる技術です。めっき技術によるボトムアップ型ナノテクノロジーです。(↓)

研究開発の一例の続き

●レーザめっき/ミクロンオーダーの微細めっきをマスクレスで可能にする技術の実用化に京都府産業技術研究所との共同開発により成功しました。
●環境めっき/環境に優しい鉛フリーのめっきです。ウイスカー(※長時間放置された金属(特にスズ)結晶表面から成長するヒゲ状の単結晶)の制御を可能とするめっき技術を開発し、他の金属を全く含まないスズ100%の理想のPbフリーめっきの開発に国内で初めて成功しました。0.1ミリ間隔の目に見えないコネクター接点や微細な電子回路でも短絡不良を起こしません。国内のありとあらゆるデジタル製品に搭載されます。
●特殊素材めっき/特殊な金属や焼結金属、誘電性のないプラスチック樹脂及びそれらと金属の複合素材、さらに紙やナイロンへのめっき技術の開発にも成功しています。
●ナノメートル高転写めっき/某世界トップ企業からのご依頼でナノフォーミングの研究開発に取り組んでいます。

基礎研究開発の一例

当社が行っている基礎研究開発の一例をご紹介いたします。

●析出形状の自由化の研究/例:めっきを剣山のように析出できればリチウムイオン電池の容量を大幅に上げることができ、将来の日本のエネルギー産業に大きく貢献できます。
●微細エリア(ミクロン~ナノメートルエリア)へのめっき技術の研究
●エレクトロフォーミングの研究/半導体端子、コネクター、電子部品などめっきで直接製品を作る研究
●レアメタルの代替めっき技術の研究/金他のレアメタルめっきと同等の性能を他元素のめっきにより発現させる研究
●銀めっきの研究/非常に輝度(反射効率)の高い元素である銀は代表的な硫化元素であり、空気中で変色しやすく(反射率が落ちます)もしこの問題を解決することが出来れば次世代光源他として莫大な富を生みます。皮膜技術や組成設計他様々な角度から研究を行います。(↓)

基礎研究開発の一例の続き

●密着性の高いめっき技術の研究(アルミ素材へのニッケルめっき・金めっきの研究他)
●めっきによる微細孔形成および金属埋め込み技術の研究
●磁場めっきの研究
●めっきの合金化の研究
●合金多層膜めっき技術の研究
●合金めっきや分散めっきによる新機能薄膜の研究
●人体にやさしく環境負荷も低い無電解めっき技術の研究
●溶液のクリーン化の研究/半導体設備のクリーンルームのようにめっき溶液中をクリーン化する研究。高純度めっき技術の研究
●めっきの応力制御の研究/原子の析出により発生する微細な応力の解析と制御技術の研究。ミクロン~ナノメートル精度のめっき制御技術の研究
●無電解めっきにおける還元剤酸化反応とそれに対する金属触媒活性の相関の研究
●めっきには昔から様々な不思議な現象があります。これらを解明する研究、他

次世代研究開発の一例

当社が行っている次世代研究開発の一例をご紹介いたします。

●特殊素材へのめっき技術の研究開発
●ガラス上への直接無電解銅めっきの研究開発
●高機能めっき(LED、自動車、電子製品向けめっき技術)の研究開発
●磁気記録媒体(HDD・SSD・ブルーレイ他)の高容量化を実現するめっき技術の研究開発、ディスクの垂直記録方式に向けためっき技術の研究開発
●環境関連めっき(太陽電池、水素電池、燃料電池、キャパシタ向けめっき技術)の研究開発/例:めっきによる燃料電池の発電効率の向上の研究他
●医療・バイオ関連めっき/例:分子認識機能を有する電極の作製・機能性有機単分子膜の形成によるバイオセンサーの開発他の研究開発。生体適合性のあるめっき(誤飲しても問題の起きない金めっきを開発し、細胞培養の基盤にする)で医療に貢献する研究開発(↓)

次世代研究開発の一例の続き

●めっきによるレアメタル保護・リサイクル技術の研究開発
●めっきによる新しいLSI実装技術の研究開発
●環境装置の研究開発/例:ある光触媒を銅めっきの中に取り組み、紫外線を当てると有害ガスの分解除去が可能になる新しい環境装置の研究開発
●めっきによるアクチュエーションの研究開発/電圧を印加すると伸縮や湾曲運動するめっきデバイスの研究。線路のポイントのように切り替わる回路や尺取虫のように自立歩行するめっきデバイス、回路パターンが自在に変化する基板等が実現するかも知れません。

あなたが作った製品を日本中の人々が愛用します
業界では国内最高クラスのステータスのある企業です

主要取引先

国内大手自動車メーカー3社、海外大手自動車メーカー3社、国内大手電機メーカー8社、海外大手電機メーカー3社、大手ITメーカー2社、大手重工業メーカー2社、大手おもちゃ・ゲームメーカー2社、大手光学機器メーカー、他、日本や世界を代表する大手有名企業・政府研究機関・大学等100社以上です。
●企業格、社数、共に国内トップクラスを誇ります。

仕事内容(企画営業・コンサルティング営業職)

大きなやりがいのある企画提案型営業です。
日本や世界を代表する大手ユーザープロジェクトの商談、打ち合わせ(機能やスペックの確認、技術的な提案、コンサルティング他)から、社内製造部との打ち合せ(ユーザースペックの確認・検証・改善提案他)、ユーザーへのプレゼンテーション、製造進捗状況の確認・調整、そして製品承認プレゼンテーションまでトータルに携わります。
国際展示会(東京ビッグサイト・幕張メッセ他)の企画・運営も行い、国内はもちろん、世界各国からの来賓ゲストにも対応します。
世界最先端のめっき技術をユーザーに提案し、また業界の動向もリサーチし、当社の経営や研究開発の方向性も見定め、業界全体を牽引するのが当社の営業職です。(↓)

仕事内容(企画営業・コンサルティング営業職)の続き

大手企業ユーザーの来客が多く(本社には海外大手や政府研究機関も含め、日本中の大手自動車メーカー、大手電機メーカー他100社以上が当社との共同研究を求めて商談・打合せに訪れており、非常に活気があります)それらに対応する為、月の半分は社内で仕事をします。
当社で3年間学べば、大手企業ユーザー各社にコンサルティングしたり、新製品開発の方向性を指導できるようになり、業界の日本の第一人者として活躍できます。
当社は業界ではステータスのある企業です。
「上田鍍金の○○です」と言えば業界では日本全国で通じます。

仕事内容/研究開発

仕事内容(研究開発職/基礎研究、応用研究、実用化研究)

世界最先端のめっき技術(電気めっき、無電解めっき、並びに世にないめっき技術)と材料の研究開発です。
当社では様々な次世代産業技術(半導体、電気自動車、エネルギー、LED、環境、環境資源保護、精密電子部品、宇宙開発他)に向けた様々なめっき技術の研究開発を行っています。

・日本初・世界初の新製品研究開発と次世代に向けた基礎研究、応用研究、実用化研究
・世界的な大手企業との打合せ、技術検討、提案、研究・実験(材料研究開発、パラメータ研究・要素技術研究開発)、試作品開発、設備開発等

当社では「研究所」と「技術開発センター」の2つの研究施設を有しており、それぞれの中には研究設備、評価測定設備、実験設備、実験プラントなどが豊富にあり、既存の研究設備以外にも必要なものは言っていただければ全て購入するというほど研究開発に意欲的です。(↓)

仕事内容/研究開発の続き1

一般に物体が外界と関与するのはまずその表面であり、材料の表面特性が物体や材料特性を決定する最大のキーポイントになるといっても過言ではありません。つまり表面処理技術(めっき)は物体や材料の特性を大きく左右します。

ここでは主に電気めっき法による研究業務をご紹介致します。

●電気めっきとは、電解液(めっきしたい金属塩と様々な添加剤を含有させた溶液)中に製品を入れ、電気を通し、還元反応を用いて製品表面に金属を析出させる技術です。銅、ニッケル、クロム、金、銀、ロジウム、パラジウム、白金、亜鉛、錫、並びにこれらを主成分とする様々な合金がめっき可能な金属元素で、元素をさらに広げる研究も行います。

新製品を開発するには、例えば、
・めっき厚をミクロン精度で制御する(複雑な3次元形状の製品では、角部や端部は厚く析出するなど部位によって元素の析出に差が出ます。これをミクロン精度で制御します)(↓)

仕事内容/研究開発の続き2

・任意のミクロンエリアのみにめっきを析出させる(例:5mmのエリア内に直径数10ミクロンの丸型めっき数百個を任意の配列に析出させる)
・製品の部位毎に20種類のめっき厚をミクロン精度で実現する
・製品の部位毎に10種類以上の異なる金属元素を析出させる
・極限環境でも剥がれないように密着性を上げる
・めっきの内部応力(化学反応応力)を発生させない
・めっきの難しい物質や非導電物質(繊維、ガラス他)にめっきする
など様々な課題を解決します。

その為に、
電解溶液成分の配合研究や材料の研究
電解液温度、電流密度、電流波形、めっき圧力、時間等パラメータの研究
電界を自在に制御する研究
電解液中の金属イオンの移動をミクロン精度で制御する研究
電解溶液を一様化する研究(特殊なバブル・対流で攪拌したりレーザを照射する他)
被めっき金属素地の表面形態の研究
他、このような研究を平均1~5年かけて行います。(↓)

仕事内容/研究開発の続き3

●仕事の流れは、
お客様からの技術相談(こんなめっきはできませんか)→技術的検討、調査や情報収集、お客様に確認→実験(ビーカーワーク)で試作品を開発→お客様による試作品の承認→実機(ミニプラント)の設計(社内のプラント開発技術者にディレクションを行います)→ミニプラントで小ロット製造→お客様の承認→納期の打ち合わせ→製造部に移管
このような流れになります。製造部に移管するまで平均1~5年位の研究開発のスパンです。

●ICP発光分析装置、原子吸光分光光度計、走査型電子顕微鏡、ナノ加工顕微鏡、エネルギー分散型X線分析装置、レーザ3D顕微鏡、回転式ミクロトーム、ビッカーズ硬度計、恒温恒湿試験機、混合ガス腐食試験機、塩水噴霧試験機、他多数の電子機器を使って研究開発を行います。

●また基礎研究として、めっきできる金属元素を増やす研究、原子の析出挙動・形状を制御する研究、析出応力を制御する研究、(↓)

仕事内容/研究開発の続き4

低電流でめっきする研究、低温でめっきする研究、めっき時間を早める研究、電解溶液のリサイクルの研究、10ナノメートル精度めっきの研究等のテーマがあります。

●無電解めっきとは、還元剤により金属イオンを還元析出させる技術です。均一な膜厚が得られ、非導電物質でもめっきできますが、特殊で複雑な前処理が必要、コストが高くなりやすいなどの課題もあり、これらを解決する様々な研究開発を行っています。無電解めっきも国内最先端の研究開発に取り組んでおり、この研究開発もお任せします。

●社長が研究開発を大変重視しており、新しいこと、興味を持ったことを何でもやらせてくれる嬉しい研究環境です。本当に投資してくれます。

その他にも様々な研究テーマがありますので、一部をご紹介致します。

(研究開発)

●粉体めっき/粉末状の微粒子にめっきする技術です。粉末状の微粒子は電気めっきする為の電解溶液中に沈まない、(↓)

仕事内容/研究開発の続き5

洗浄工程の際に水と一緒に流れてしまう、どうやって乾燥させるか等技術レベルが従来のめっきとは比べものになりません。さらに微粒子に均一にめっきをつけること自体が大変難しく、又水分による吸着力の作用で粒子同士がひっついてしまいます。当社ではこれらを可能にする技術を開発し、しかも電気を通さないガラス素材での実験に成功。ミクロンの微粒子にめっきする国内初の量産技術を実現)

●3次元ファインエレクトロフォーミング/これは微細電鋳と呼ばれる技術で電気の力によって液体(めっき溶液)を製品そのものに形状化させる技術です。めっき技術によるボトムアップ型ナノテクノロジーです。

●レーザめっき/ミクロンオーダーの微細めっきをマスクレスで可能にする技術の実用化に京都府産業技術研究所との共同開発により成功しました。

●環境めっき/環境に優しい鉛フリーのめっき。ウイスカー(長時間放置された金属(特にスズ)(↓)

仕事内容/研究開発の続き6

結晶表面から成長するヒゲ状の単結晶)の制御を可能とするめっき技術を開発し、他の金属を全く含まないスズ100%の理想のPbフリーめっきの開発に国内で初めて成功。0.1ミリ間隔の目に見えないコネクター接点や微細な電子回路でも短絡不良を起こしません。国内のありとあらゆるデジタル製品に搭載されます。

●特殊素材めっき/特殊な金属や焼結金属、誘電性のないプラスチック樹脂及びそれらと金属の複合素材、さらに紙やナイロンへのめっき技術の開発にも成功

●ナノメートル高転写めっき/某世界トップ企業からのご依頼でナノフォーミングの研究開発に取り組んでいます。他多数

(基礎研究)

●析出形状の自由化の研究/例:めっきを剣山のように析出できればリチウムイオン電池の容量を大幅に上げることができ、将来の日本のエネルギー産業に大きく貢献できます。

●微細エリア(ミクロン~ナノメートルエリア)へのめっき技術の研究(↓)

仕事内容/研究開発の続き7

●エレクトロフォーミングの研究/半導体端子、コネクター、電子部品などめっきで直接製品を作る研究

●レアメタルの代替めっき技術の研究/金他のレアメタルめっきと同等の性能を他元素のめっきにより発現させる研究

●銀めっきの研究/非常に輝度(反射効率)の高い元素である銀は代表的な硫化元素であり、空気中で変色しやすく(反射率が落ちます)もしこの問題を解決することが出来れば次世代光源他として莫大な富を生みます。皮膜技術や組成設計他様々な角度から研究を行います。

●密着性の高いめっき技術の研究(アルミ素材へのニッケルめっき・金めっきの研究他)

●めっきによる微細孔形成および金属埋め込み技術の研究

●磁場めっきの研究

●めっきの合金化の研究

●合金多層膜めっき技術の研究

●合金めっきや分散めっきによる新機能薄膜の研究

●人体にやさしく環境負荷も低い無電解めっき技術の研究(↓)

仕事内容/研究開発の続き8

●溶液のクリーン化の研究/半導体のクリーンルームのようにめっき溶液中をクリーン化する研究。高純度めっきの研究

●めっきの応力制御の研究/原子の析出で発生する微細な応力の解析と制御の研究。ミクロン~ナノメートル精度めっき技術の研究

●無電解めっきにおける還元剤酸化反応とそれに対する金属触媒活性の相関の研究

●めっきにある、昔からの様々な不思議な現象を解明する研究。巨大な富を生むかもしれません。他多数

(次世代研究開発)

●特殊素材へのめっき技術の研究開発

●ガラス上への直接無電解銅めっきの研究開発

●高機能めっき(LED、自動車、電子製品向けめっき技術)の研究開発

●磁気記録媒体(HDD・SSD・ブルーレイ他)の高容量化を実現するめっき技術の研究開発、ディスクの垂直記録方式に向けためっき技術の研究開発

●環境関連めっき(太陽電池、水素電池、燃料電池、キャパシタ向けめっき技術)(↓)

仕事内容/研究開発の続き9

の研究開発/例:めっきによる燃料電池の発電効率の向上の研究他

●医療・バイオ関連めっき/例:分子認識機能を有する電極の作製・機能性有機単分子膜の形成によるバイオセンサーの開発他の研究開発。生体適合性のあるめっき(誤飲しても問題の起きない金めっきを開発し、細胞培養の基盤にする)で医療に貢献する研究開発

●めっきによるレアメタル保護・リサイクル技術の研究開発

●めっきによる新しいLSI実装技術の研究開発

●環境装置の研究開発/例:ある光触媒を銅めっきの中に取り組み、紫外線を当てると有害ガスの分解除去が可能になる新しい環境装置の研究開発

●めっきによるアクチュエーションの研究開発/電圧を印加すると伸縮や湾曲運動するめっきデバイスの研究。線路のポイントのように切り替わる回路や尺取虫のように自立歩行するめっきデバイス、回路パターンが自在に変化する基板等が実現するかも知れません。他多数。

仕事内容/設計開発

仕事内容(機械設計、電気電子設計、システム設計)

世界最先端めっき製造装置やロボットシステムを企画から行う研究開発
いずれも全長20~40mの大型装置で、世界初、日本初の装置が中心です。特殊な装置が多いです。
企画・構想から研究開発に取り組みます。
めっきは設備産業で機械システムの開発は非常に重要です。
めっき装置は水中でも重要な作業を行うという特徴があります。

●めっき装置システム(めっきプラント)とは
電気めっき装置は、大きく分けて主に3つの分野があります。
・バレルめっき装置システム
 (バレル/barrel)と呼ばれる小さな孔がたくさん空いた機械の中にめっきをしたい製品を入れ、めっき槽の中で回転させながらめっきする装置です。新しい方式として陸上の装置の中でサイクロン(台風)を発生させ、めっき液を噴射し、サイクロンの中で高速、均質、高精度にめっきする機械システムの構想もあります)(↓)

仕事内容/設計開発の続き1

・フープ(リールtoリール)めっき装置システム
(薄板金属をコイル状に巻いた供給設備から順送されてくる薄板金属表面に連続的にめっきを行い、受給設備に収めるめっき装置)
・全自動めっき装置システム
(めっきの全工程を自動で行う大きな精密装置)

●全ての装置システムが独創的で面白いのですが、ここでは全自動めっき装置システムのご説明をさせて頂きます。

めっきには様々な工程があります。一例を挙げますと、まずセッティング(めっきしたい対象物を治具にセットする)、脱脂(アルカリ溶液で対象物の油脂成分を除去)、表面活性(めっきをつきやすくするために専用液に付けます)、電解脱脂(電解により脱脂)、中和(溶液で中和)、めっき、リフロー(加熱して表面を溶かし急冷。光沢を出します)、ふうこう処理(皮膜を施し、めっき素材の耐久性を上げます)、冷却、乾燥(遠心方式・熱風方式他)、検査、の製造工程があります。(↓)

仕事内容/設計開発の続き2

(他にも様々な工程があります)

各工程間には必ず洗浄や水切りの工程(各工程の専用液を洗い落とす/次の液槽に持ち込まない/洗浄水を落とす等の目的です)が入ります。さらに製品に応じて様々な専門工程(レーザ工程、粗化工程、他多数)が入り、それらの工程を全て機械化し、全体をシステム化します。

これら各工程や洗浄工程で、人が行う手や腕など体の繊細な動きを再現し、人のように作業し、各工程間を優しく搬送し、検査を行い、めっきの全工程を自動で行う装置です。

アーム式、吊り下げ式、またがり式、マガジン式、コンベア式、エレベータ式、モノレール式、自動走行車式他、様々な方式の全自動めっきラインがあります。

まためっき検査装置の研究開発も行っており、人間の感性や五感と全く同等の判断ができる外観検査装置(色の違い、斑:むら、ほんの僅かな傷や凹みの発見や判断などが行える検査装置)や人間が行うような検査(↓)

仕事内容/設計開発の続き3

(従来の検査で不可能なフィルム基板上の僅かな傷やメッキのムラを、人が物を光にかざして角度を変えながら見たり、曲げたりで確かめる検査)が行える検査装置の研究開発も行います。

これらのAI化、グループネットワーク化(遠隔製造、AI自動補正、遠隔一元管理)も行います。

研究要素の強い研究開発で、
ミクロン精度の位置決め
人間の作業感覚の機械化(つかみ方・掛け方・溶液への漬け方・液中での動かし方・液垂れの切り方・乾かし方他)
めっき厚分布のミクロン精度制御
溶液の循環(濃度の一様化)
溶液の噴出の微細制御(めっきの微細化・厚さの均一化)
溶液内搬送中の速度制御、深さ制御、角度制御、液面制御
高水圧精密バリ取り
速度制御&姿勢制御&ソフトストップ
停止位置ずれの厳密自動補正
自動着脱
自動開閉
SPCコントローラーによる工程管理・自動補正
検査システム、全数検査システム(画像処理他の外観検査他)(↓)

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