2021年度下期が始まりました。 当社は一年に2回、4月と10月に全社員の前で、半年の総括と次の半年に向けてのビジョンをお話しするという事をしています。ただこの1年以上、コロナ禍による三密を避けるため一部の社員の前でしか話せないという状態ではありますが…。

今回のブログは昨日行った会社方針の話した内容を書かせていただきます。

売上予測では前年度比15%超えになりそうです。私としてまずはホッとしたのが正直な気持ちです。思い返せば、一昨年の取引先が起こしたコンプライアンス・トラブルによるブランド低下による売上減、昨年のコロナ禍における経済停滞による売上減、この二年間は厳しい時代でした。

が、その期間も小さな事からコツコツと改善を社員達と取り組んだ事で、利益確保が出来る力を得れた気がします。このような時だからこそ浮かんだアイデアもありましたし、また社内をデジタル化に向けて歩み始める事に舵を切ったのもこのピンチの時代だからこそでした。奇跡を待ってても仕方ないので、未来への軌跡を描こうとしたわけです。

当社のワクチン接種率は一回目90%、2回目70%を超えました。周囲の会社はいまだに60%程度だと産業医の先生から伺いました。その接種率の高さを根拠に、今期の方針発表の中心となったのが、『アフターコロナ』への取り組み方についてです。

①他工場との積極的な交流の復活 ②1Fと2Fに分けていた事務所の統合 ③コミュニケーションツールアプリ全社員活用

①、②はコロナ禍における『まん延防止のための緊急危機対策』でしたが、接種率90%に伴い解禁しました。これによりより生産性が捗り業務の平準化が進みそうです。③に関しては先行して行った全工場『フリーWifi』化から一歩前進して社員同士(パートタイマー、派遣社員含む)のコミュニケーションを気軽に、そして会社からの指示、連絡を一斉配信する事で情報の共有化がスピーディーになる事が期待されます。 またZOOM、Teamasを使った新しい営業方法の確立により顧客の開拓もスムーズにいきつつあるとの報告も受けています。

否が応でも時代が変わる節目にいるのですから、元に戻ってアハハ!よかったね!!で、どうするの?古い人にはそれがわからんのですよ!って私はついつい思ってしまうわけです。
橋本製作所HPはこちら