こんにちは。東都成型㈱ 管理部の上林です。
今回は、金型スタッフの1日のタイムスケジュールを大公開。
現在、金型スタッフは大ベテランの早田さんが活躍されおり、入社された方は、早田さんに教わりながら、仕事を覚えていっていただくことになります。
ちなみに、金型スタッフのお仕事はこちらの記事で詳細を紹介しています。
職種や働き方の理解にもつながると思いますので、ぜひ併せてご確認くださいね。
【早田さんのプロフィール】
社歴:約40年
所属:開発部 技術グループ
職歴:機械組立ての仕事などを経験したのち、当社で金型の修理・メンテナンスに携わるようになりました。
趣味:海釣りが好きで、もう少し若い頃は茨城県の方によく行っていました。現在の趣味は畑仕事で、最近では里芋やジャガイモ、サツマイモを収穫しましたね。
Q1 金型スタッフの仕事について簡単に教えてください
プラスチック製のボトルやペットボトルなどを製造する際に使用する「金型」の修理・メンテナンスがメインの業務です。
製造現場で使われた金型は、摩擦による表面劣化があったり、樹脂ヤニなどの汚れが付着していることがほとんど。都度、修理やメンテナンスをしていかないと高品質なものづくりはできないんです。
ときには金型メーカーに修理を依頼することもあり、その際の依頼書作成や、送付するための梱包なども、金型スタッフの業務になりますね。
Q2 早田さんの1日のスケジュールを時系列に沿って教えてください
私は少し特殊な働き方をしているので、あくまでも参考としてご覧ください(笑)。
6:00ごろ 出社・機械メンテナンス
製造現場では、夜勤帯で機械トラブルが発生することがあります。
夜勤者は、そのトラブルを解消して、次の勤務者へスムーズな引き継ぎをしたいと考えているので、製造オペレーターに機械の直し方を教えられるように、早めに出勤しているんです。
機械トラブルがない日は、金型をメンテナンスしています。
金型スタッフとして入社してくれる方がこの業務を担当することはありません。
朝も定時出社で大丈夫なのでご安心くださいね(笑)。
7:00~10:00 事務作業を中心に
朝は、金型メーカーへの依頼書作成や、修理に出す金型の梱包、さらには配送業者への手配など、事務作業を中心におこなっています。
新しく入社する人は、慣れてきたら事務作業もお任せします。もちろん、わからないことは都度サポートしていきます。
早く終われば、金型の修理・メンテナンスに移ります。
10:00~17:30 金型の修理・メンテナンス(昼食休憩含む)
メインとなるこの業務に多くの時間を費やせるように調整しています。
なかには1トンや2トンを超える重さの金型もあり、細かく分解してメンテナンスしていきます。ひとつの金型に丸3日かけることもあるんですよ。
17:30~ 帰宅
遅くとも、17時半には終業するようにしています。
基本的にはまっすぐ家に帰って、テレビを見ながらゆっくり過ごしていますね。
Q4 最後に、この仕事でやりがいを感じる瞬間を教えてください
自分で考えて手を動かした分だけ、スキルが身につくところですね。40年近くのキャリアになりますが、まだ自身の成長を感じる瞬間がたびたびあります。いろんなことができるようになる喜びを新しく入社する方にも感じてほしいと思っています。
また、この仕事はみなさんの想像以上にコミュニケーションの機会が多いんです。
新製品の金型の立ち上げの際の製造オペレーターや、子会社や外注先の金型修理の場合は、金型メーカーの職人さんとのやり取りが発生します。良いものづくりを実現するためには、自身の手を動かすだけでなく、日頃からコミュニケーションを取り、良い関係を築き、根回しが必要なのも、仕事にやりがいや奥深さを感じる部分ですね。
新しく入社する方には、まず金型メンテナンスを教えます。仕事に慣れたら事務作業を覚えてもらい、その後金型修理を教えます。この仕事は、仕事にやりがいを感じたい!働くことが好き!という方が向いています。金型メンテナンス業務が好きな方、また興味がある方の応募を待っています。
以上、金型スタッフ 早田さんの1日の流れでした。
当社の金型スタッフの仕事内容や働き方の理解につながればうれしい限りです。
当社が気になった方は気兼ねなくマイナビ転職やHPからご応募ください。
それでは次回をお楽しみに!