創業が明治18(1885)年1月です

来年1月、弊社は創業140周年を迎えます。 弊社の残っている記録では「新浦商会(しんぽしょうかい)」 を設立した年が明治18(1885)年1月となっています。 この「新浦商会」こそが、弊社高助の前身となる「会社」です。 ですので、弊社はこの年を創業年としていますが、この時点で 「高助」の社名の由来となる「高橋助七」は四代目。 ですので、それより前(初代から三代目まで) から雑貨商や廻船業などの家業は営んでいたようです。 はたして「新浦商会」とは何をしていた会社なんでしょう?

漁業を行っていた!?

社名の「新浦商会」の「新」は、地元「新潟」の「新」。 では「浦」は、何の「浦」?「浦安」?「浦和」?…
なんと!「浦塩斯徳」…日本名「ウラジオストック」…対岸のロシアの都市ですね。 当時、ウラジオストック周辺が「サケ」「マス」の好漁場だったため、 新潟から「サケ」「マス」を獲る北洋漁業を行っていたのです。 当然、船は木造、レーダーも気象衛星もない時代の話です。

しかし今は…

全く漁業はしていません。 強いて言えば、塩と物流の関わりが現在も続いています。 当時の漁業では当然冷蔵庫はないので、「塩蔵」でした。 魚は生ものですので「塩漬け」にして日本に持ち帰っていたわけです。 その名残で今も「塩」を扱っています。 また、古くは「廻船業」も営んでいたらしいので、その名残からか 「物流」をしています。 ただ、「船」から「鉄道」を経て「トラック」に姿は変わりました。
191210takasuke_113.jpg

箱は同じでも、中身が変わる

箱(会社)は同じでも、中身(業務内容)が時代とともに変化する… 時代に応じて変化してきたからこそ、140年を迎えることができました。 その間に北洋漁業の衰退~撤退がありました。 また第二次世界大戦の戦時下もありました。 統制経済によって多くの会社や商品が統制された中で、弊社は 「塩」がもともと「国」で扱っていた「商品」だったため、統制を免れて、 生き残ることができた…と六代目の高橋助七会長(故人)が話していました。 この先もいろいろなことが起きるかと思いますが、150年、200年 に向けて、「時代の波」を乗り越えていきたいと思います。
16149_ac5848c73a84432783ffa6edce095d01478d7ced (1).jpg

時代を切り拓く方、募集中!

現在、弊社では「カーライフサポートスタッフ」、「大型ドライバー」、 「塩製造工」を募集中です。 この先、時代を切り拓いていく仲間を募集中です。 このような高助で一緒に働いてみませんか? 職場見学も可能です。お気軽にお問い合わせください。