こんにちは! プラスト編集部のOです。
第23回目となる「みんなの転職ストーリー」。
今回は株式会社三ツ星工業で、技術スタッフとして活躍するOさんにお話しを聞きました。
今回も、みなさんの転職活動の参考になる転職体験談を紹介しています。ぜひご一読ください。
【🏢株式会社三ツ星工業】
静岡県熱海市に根ざして74年以上、給排水・衛生設備、空調設備・自動制御などの設計・施工・保守メンテナンスをお客様目線で手がけている三ツ星工業。
プラストでは社員インタビューをはじめ、熱海市の観光情報なども発信。UIターン転職を考える人にもうれしい情報が数多く発信されています。
——働きやすさが大きな魅力
インタビュー実施時点で、Oさんは三ツ星工業に入社して5か月ほどになるという。同社には、今までのキャリアでは経験したことのない魅力を感じているようだ。
「残業がなく、定時であがれる日が多いのは、三ツ星工業に転職してよかったと思えた大きな要素になっていますね。今まで勤めていた会社だと考えられないことです」
「年齢を重ねても無理なく働き続けられるし、オフの時間が増えたことで、今まで手を付けられなかった資格の勉強を始めることもできました。仕事に対するモチベーションはどんどん高まっています」
同社の働きやすさについてイキイキと語ってくれたOさん。その働きやすさの要因は何だと思っているのだろうか。
「会社が社員一人ひとりの1日の仕事量を明確に決めているところだと思います。私としても、その日の目標から逆算して計画的に仕事ができるので、終わりが見えずにだらだらと仕事をすることがなくなりました」
「それに、私だけでなく、全員が残業をしない働き方を実現できている。役職や個人の力量で残業の有無が変わるわけではありません。社風として働きやすさが根付いていると感じています」
3回目の転職で理想的な働く環境を手に入れたOさんだが、今にいたるまでにはどんなキャリアを歩んできたのだろうか。Oさんの軌跡を追います。
——スムーズに進んだ転職活動
Oさんの最初のキャリアは自動車整備士。車が好きだったこともあり、専門学校を卒業と同時にその道を歩みだすことに。ただ、そこは2年ほどで退職したという。
「結構な重労働なわりに、給料が良いというわけでもなく…。そんななかで、最初は20人いた同期もどんどん辞めていっちゃって。私も仕事に対する不満が少なからずあったので、退職を決断しました」
周りの同期の影響もあり、あまり深く考えず、勢いで退職した部分が大きかったと語るOさん。しかし、はじめての転職活動は思いのほかすんなりと進んだという。
「コンビニにあった求人誌をなんとなく手にとってみたら、良さそうな会社をみつけたんです。勤務地も住まいから近かったし、未経験歓迎と大きく打ち出していました。電話してみることにしたんです」
「そしたらトントン拍子で面接から内定まで進んじゃって…(笑)。こんなにスムーズに進むんだとびっくりしましたね。今思い返すと、私のなかで転職に対するハードルが下がった経験になったと思います」
——作業服を着る仕事に携わりたい
Oさんの転職先は、主にコンビニにある機械や設備の修理・保守を担っている企業だったという。
「経験を積むと、他の社員では直せなかった機械も私なら直せるようになったり、目に見えて技術力が向上していくのがうれしかったですね」
「私は『作業服を着る仕事に携わっていたい』と思っているのですが、この考えは特に2社目での経験が大きかったかもしれません」
確かな充実感を覚えていたOさんだが、転職に踏み切ることになる。
「24時間オープンしているコンビニの機械修理を手掛けるので、呼ばれたら昼夜にかかわらず駆けつけなければいけない。午前1時に現場に向かい、早朝まで作業するということも多々ありました。30歳手前の年齢になり、このままこの働き方が続けられるか不安になったんです」
——17年勤めた会社を退職
Oさんが次に選んだのは、ガソリンスタンドにある給油機の修理や保守を担うサービスエンジニアの仕事。ここでは17年ほどを過ごしたという。
「そのときは求人サイトを見て応募しました。3社目は完全土日休みだし、ボーナスの支給額も高いと記載してあって、そこを魅力に感じて行動に移しましたね。そして、そのときの転職活動もすんなりと進みました(笑)」
いざ入社してみると、土日出勤はあったし、残業時間も思っていた以上に多かったという。それでも、Oさんは苦に感じていなかったようだ。
「まず、機械を触る仕事に自身がやりがいや楽しさを感じていたこと。そして、長期休みはしっかりととれたので、旅行などで気分転換をするタイミングが定期的にあったということが、長く続いた要因だと思います」
「求人情報とギャップを感じる部分はあったのですが、一方で、『仕事ってこんなもんだろう』っていう感覚があったのも確かですね」
水が合い、17年も勤めた会社を離れる経緯はなんだったのだろうか。
「当時の私は関東に住んでいたのですが、パートナーは熱海市に住んでいました。関東で買った家のローンを払い終えたこともあり、今後はもっと落ち着いた場所で生活するのも悪くないなと思って、移住を考えるようになったんです」
——情報収集と面接で意欲向上
Oさんはマイナビ転職で企業探しをすることに。そうして見つけたのが三ツ星工業だった。求人だけでなく、同社が投稿するプラスト記事も読んでいたという。
「印象に残っているのは若手社員のインタビュー記事です。若手の方がイキイキと働く様子が記事で描かれていて、きっと働きやすい環境があるんだろうと想像していましたね」
「それにベテラン社員のインタビュー記事も印象に残っています。私としては、若手からベテランまで幅広い社員がまんべんなくいる会社のほうが雰囲気が良いイメージがあって。だから、これらの記事を読んでポジティブな印象を持ったことを覚えています」
そしてさらに、同社の面接を通して、Oさんは入社意欲が上がったという。
「面接官の方々が偉ぶれる感じも一切なく、こちらの話を親身に聞いてくれたんです。私が話しやすい雰囲気をつくろうとしてくれているようにも感じました。みなさんのお人柄に触れ、三ツ星工業でやっていこうと前向きな気持ちになれました」
——人間関係も大きな魅力
熱海市への移住も問題なく完了し、新たなキャリアをスタートしたOさん。三ツ星工業に働きやすさを感じているのは冒頭で紹介した通りだが、人間関係の良さも魅力だと語ってくれた。
「2社目で空調設備の修理を手掛けたこともありましたが、だいぶ前だしイチからのスタートと言っても過言ではありません。ただ、先輩たちがマンツーマンで教えてくれるので、そういった知識とかスキル面に関する不安はすぐに吹き飛びました」
「同社には愉快な先輩ばかりいるんです。私がちょっとしたミスをしたら『やっちまったな~』って感じで、笑い話風にリアクションしてくれたり(笑)。もちろん反省はしつつも、そういったプレッシャーをかけない先輩の対応にはすごく救われています」
プライベートの充実に加え、人間関係でも同社に働きやすさを感じているというOさん。現在はとても充実しているようだ。最後に転職活動中の方へのエールを送ってもらった。
「今は、私の時代よりも転職しやすい社会になっていると思います。ぜひ、やりたいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。私も仕事を通して、これから先も機械の修理や保守に携わっていきたいという想いを確立しました。何事も挑戦してみることで道が拓けると思います」
※本記事は2024年8月16日時点の情報をもとに作成しています
《編集後記》
WEB上でOさんにお話を聞いている最中、Oさんの先輩が会議室まで様子を見にこられたのが印象に残っています。気の良い先輩が多いことを同社の魅力として取材中に語っていたOさんの言葉を如実に感じられた出来事でした。
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