こんにちは。税理士法人ITS 所長の大森です。
今回は、所長の私から当法人について紹介します。
注力しているワークライフバランス向上や採用にかける想いなど、
私の考えをあますことなくお伝えします。
ぜひご一読いただければ幸いです。
【プロフィール】
入所:2013年
経歴:都内の監査法人を退職後、栃木県鹿沼市で税理士法人ITSを設立。
現在は所長として同法人の代表を務める。
趣味:子どもと遊ぶ。サッカー観戦。ゲーム。
Youtubeではゲーム実況や資産形成、
スポーツ情報を(だらだらと)よくみている。
職員のワークライフバランス向上に注力する理由
当法人が職員のワークライフバランスの向上に注力する理由は、
私の経験によるところが大きいですね。
以前に勤めていた監査法人では、私は身を粉にして働いていたんです。
仕事の時間は1日の大半を占めるし、実際にやりがいも感じていました。
そのため、多大なる時間と情熱を傾けていました。
しかし当然ですが、仕事に時間を割けば割くほど、
家族と過ごす時間はなくなっていきます。
このままでは父親・夫としての役割をまっとうできないし、
仕事から離れたとき何も残らないなと漠然と不安に思っていたんです。
それに私は、忙しく働く親の姿を見て、
もっと家族の時間を大事にしてほしいと思っていた過去があります。
今の働き方に対する疑問は強まっていくばかりでした。
そんな思いを持ちながら、ITSに入所するものの、
当初は以前と変わらず仕事ばかりしていましたね(笑)。
ふと将来を考えた際「いつまでこんな働き方をするのだろうか」と思ったと同時に、
「新しく入所してくれる若い人が、こんな働き方に納得してくれるのか?」
という疑問が湧いてきたんです。
本当に自分が作りたい職場はどういう職場なのか、
この時期はそんなことばかり考えていました。
そのような試行錯誤の結果、
働きやすい環境づくりをおこなっていくことを決心しました。
監査課職員の産育休を実現
注力したのはグループ制の導入です。
会計事務所では、職員それぞれが専任として顧客を担当するため、
業務が非常に属人化しやすいという傾向にあります。
それが、特定の職員の残業が多くなったり、
有休がとりづらかったりといった要因になっていました。
そこで、当法人ではグループで顧客を対応することによって、
職員一人ひとりの業務量を分散させることに成功しました。
平均残業時間はある時期、月17時間ほどと高水準を達成しました。
業界ではグループ制をとっているのは珍しく、
他の会計事務所からも「どうやって実践しているのか」
という問い合わせがくることもあるんですね。
そして何よりうれしかったのが、顧客対応がある監査課の職員が
育休を取得できたことです。
今まで事務方の職員が育休を取得した実績はあったのですが、
顧客対応がある監査課職員の取得は初めての実績になります。
これは、グループで職員同士がカバーし合える体制をつくった成果です。
これを機会に、職員全員がプライベートの時間を大切にできる環境を
より整えていきたいですね。
人柄重視の採用方針
これまでは、当法人のワークライフバランスについて紹介させていただきましたが、
採用方針についてもお話ししたいと思っています。
税理士法人や会計事務所と聞くと、学力や資格が重要と思っている方も
多いかもしれませんが、当法人ではそんなことはありません。
私自身、学生時代は不登校の時期もありました。
さらに初めての就職も失敗に終わっていて、挫折経験が少なくありません。
そんな私でも、監査法人に入ってからは頑張れたし、
仕事が楽しいと思えるようになりました。この一連の経験が、
人には向き不向きがあるし、環境によっていくらでも
変われることを知るきっかけとなりました。
だから、どんな勉強をしてきたかということよりも、人にやさしくできる、
他者からのアドバイスを素直に受け入れられるというお人柄の部分が
重要だと思っています。
入職すれば、2年ほどは上司や先輩につきっきりになります。
そういった環境のなかで、素直な方は吸収力が高いでしょうし、
人にやさしく接することができる方は、グループ制での働き方にも
顧客対応にも適していると感じます。
資格はもちろん、知識も入職してからでまったく問題ありません。
成長のためのサポートは手厚いので、安心してスタートしてほしいですね。
税理士法人ITSは進化の途中
当法人は、時代に応じて働き方を変える努力をしています。
先述したグループでの働き方は、まだまだ実現できていない同業が多いです。
そんななかで、私の経験や想いと時代背景を鑑みて変革をおこないました。
変革は、働きやすさだけでなく、業務内容についてもです。
たとえば、顧客のもとを訪問する巡回業務では、
ともすると帳簿のチェックをすることだけで終わりがちです。
しかし社長が望んでいるのは、これからどうした方がいいのかの
アドバイスなのです。
そのため当法人では、「例年よりも固定費が増加していますが、どうしてですか」
とか「当初計画していた売上に追い付いていないようですが、
今後どのような施策を立てていきますか」といったような
会計を活用した経営助言業務に注力しています。
さらに、会計システムの導入をサポートして業務効率化のお手伝いや、
業務フローの改善といった税務・会計の枠を超えた依頼もいただいています。
面接の際に「中小企業の支援をしたい」と言ってくださる
求職者の方は多いのですが、まさに当法人なら、
いろんな角度から中小企業の支援が可能です。
税務・会計は専門性が高く簡単な道ではありません。
入所したものの挫折する人がいるのも正直なところです。
ただ、最初こそスロースタートだったけど、
7年たった今ではエース級の活躍をしている職員もいます。
本記事で述べたような私の想いや考え方に共感してくれた方を、
私たちは全力でサポートします。
あなたの新しいキャリアをとことん応援させていただきます。
以上になります。
プライベートの時間を大切にしながら、仕事にも情熱を傾けたいと考えている方は、
ぜひ一緒に働きましょう。
改めて、当社が気になった方は気兼ねなくマイナビ転職やHPからご応募ください。
それでは次回の投稿もお楽しみに。
税理士法人ITS
所長 大森 昌浩
事務所ホームページ
https://www.its-tax.net/
(写真はみんなで打合せをしている場面の一コマです)