こんにちは! プラスト編集部のOです。
第21回目となる「みんなの転職ストーリー」。 今回はカイトウ建築設備工業株式会社に、総務・経理職として入社したNさんにお話しを聞きました。
今回も、みなさんの転職活動の参考になる転職体験談を紹介しています。ぜひご一読ください。

【🏢カイトウ建築設備工業株式会社】
建物に関する消火設備全般の施工・管理をおこなっているカイトウ建築設備工業株式会社。最近では、「老若男女が活躍できる業界にする」という想いのもと、建設現場で活躍する「墨出しロボット」の開発を進めるなど、業界に新たな風を巻き起こそうとしている。










——仕事を任せてもらえる喜びを実感

『【転職体験談 #20】考えていなかった職種への挑戦を決断したAさんの物語』の記事で紹介したAさんと同様、2024年5月にカイトウ建築設備工業に入社したNさん。今回が初めての社会人経験となる。
「総務・経理の経験も知識もない状態で入社し、勉強の日々を送っています。ただ、社長はそんな私にも重要な仕事をどんどん任せてくれる。最近当社では、記帳業務の外部委託を始めたのですが、その業務は私が中心になって進めています」
「私を信頼して仕事を任せてくれることがうれしくてうれしくて。最初は驚きというか、不安もあったのですが、今はその信頼や期待に応えたいと思う一心ですね。仕事に対するモチベーションは日に日に高まっています」
3.png 実は、Nさんは超短期間で面接から内定を経て同社へ入社している。そこまでにはどんなストーリーがあったのだろうか。Nさんのキャリアの軌跡をひも解いていきます。


——手探りでの仕事探しをスタート

先述した通り、カイトウ建築設備工業が初めての就職先となるNさんだが、転職サイトを利用しての入社だったという。どういう経緯があったのだろうか。
「私は大学を中退しています。いざ入学したものの、在学中ずっと将来の目標を持てないままでした。だから学業にも身が入らず…。きっぱりと辞めて、何か行動したほうが自分のためになるんじゃないかと考えたんです」
大学を中退して、就職を目指すことにしたNさん。ご両親からのアドバイスもあり、転職サイトで会社や仕事を探すことからスタートすることに。
「マイナビ転職に登録していろんな求人に”気になる”を押すと、けっこうな確率で応募依頼の連絡が返ってきたんです。社会人経験のない状態での転職サイト利用は少し不安でしたが、『自分は求められているんだ』という大きな自信につながりました」


——運命の出会い

Nさんは漠然と事務の仕事を希望していたという。
「大学時代、お弁当屋でアルバイトをしていたんです。接客と調理の業務があるなかで、裏方である調理のほうが自身に合っていると感じていました。なので、事務職のように、裏から支える仕事が向いているんじゃないかと考えていましたね」
とはいうものの、転職サイトでは幅広い業種や職種を見ていたというNさん。そうして、カイトウ建築設備工業の求人を発見する。
「正直に言うと、同社が募集している”ロボットオペレーター”という職種名にすごく心を惹かれるものがあったんです(笑)。熟考してというよりは、勢いで応募したと感じです」
求人に応募後、同社からすぐに連絡がきた。
「『今日、面接できませんか?』という打診の電話でびっくりしました(笑)。でも、こんなスピーディーに選考を進めてくれるってことは、期待できるんじゃないかと思って訪問することにしたんです」


——プラスト記事で好印象を抱く

面接までの時間、少し時間があったので同社のことをネットで調べることにしたNさん。そこで同社のプラスストーリーズの投稿を見つけた。
「特に印象に残っているのは社長が選考のポイントを語っていた記事です。面接対策という面でももちろん有効だと思ったのですが、なにより社長のお人柄や社是を知ることができたのが大きかった。この記事を読んだことで、面接では、取りつくろった言葉ではなく、自身のありのままの気持ちを伝えようと思ったきっかけにもなりました」
また、同社のプラスストーリーズの投稿を読み込むうちに、Nさんは価値観の変化を感じたという。
「その他の投稿も含めて、カイトウ建築設備工業が自社のポジティブな情報をたくさん発信していることにとても好印象を受けました」
「気になった企業についてネットで調べてみると、ネガティブな情報を目にすることがたびたびあって…。そんな状況もあり、私も就職に対して少し後ろ向きな気持ちを持っていたのは正直なところです。でも、同社のプラスストーリーズの記事を読んだことで、働くことに対する意識が上向いた転機となりました」


——急展開ながら入社を決心

記事にあったとおり、面接ではNさんの人柄を知ろうと努めるような質問が多かったようだ。
「ロボットオペレーター職で応募したのですが、面接中に『総務・経理職はどうですか?』という話をいただいたんです。お会いする一人ひとりに適したポジションを探ってくれているんだと思い、入社意欲が高まったのを覚えています」
キャプション付き画像 (1).png 総務・経理職に挑戦したい旨を即答したというNさん。そうしたら、面接の日程調整に引き続き、またまた驚くことがあったという。
「『明日、入社できますか?』って言われてびっくりしました(笑)。入社後に聞いたところによると、翌日に現場に出ている皆さんが一堂に集まるイベントがあったということで、合点がいきました」
「さすがに戸惑いましたが、社長から『こんなにポンポンとコトが進んでいるけど大丈夫?』とか、『親後さんも心配してないかな?』という言葉をかけていただいて。気遣っていただいたことで、不安が軽減され、入社を決心できました」
Nさんは面接が決まっていた他社に断りの連絡を入れ、翌日からカイトウ建築設備工業で働きだすことになる。



——総務・経理として成長できる環境

入社後、Nさんがどんどん仕事を任せてもらっているのは先述した通り。総務・経理の経験値を積むのに絶好の環境だという。
「当社は今、請求書をはじめとした書類の電子化など、業務の効率化を進めている真っ最中。いろんな経験を積めるこのタイミングで入社できたのは、スキルアップの観点からもすごく有意義だと感じています」
社長や先輩の指導のもと、一歩一歩仕事を覚えていっているというNさん。業務以外でも人間関係の良さを感じる瞬間は多いようだ。
「社長や先輩にはよく昼食に連れて行ってもらっています。私は柏育ちなので、その辺のお店には詳しいと思っていましたが、皆さんは私の知らないお店にも詳しくて。グルメ話で盛り上がることが多いですね(笑)」
キャプション付き画像.png 最後に、Nさんに今後の目標を語ってもらった。
「まずは、私のポジションの仕事をすべて覚えて、自立することが目標です。そこから先は、誰もが特定の仕事を回せるように、業務の標準化をしていきたいと考えています。この大きなプロジェクトを当社で実現したいです」





※本記事は2024年7月19日時点の情報をもとに作成しています

《編集後記》

「プラスストーリーズの投稿のように、企業の良いところを発信する風潮が広まってほしい」と言っていたNさん。企業のネガティブな情報を見て判断する方も多いと思いますが、Nさんの話を聞いていると、企業の良い部分をみつける動きこそが、就職・転職の成功につながるのでは感じました。

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