オービット設計部です。 先日に弊社のマイナビストーリーズを更新した方がいたのですが、技術的な話が全くなかったので、今回は少しだけ技術的なお話をしたいと思います。
昨日は私が担当する点検業務の完了検査日でして 無事に検査を終えて一息つくことができたので、軽く自宅で祝杯を挙げておりました。
ほろ酔い気分で寝ていた、暑苦しい夜 ふと目が覚めてキッチンの方をちらと見たときでした
カサカサ、パリパリ
というなんとも嫌な音が聞こえてきます。 若干寝ぼけているのもあり、テーブルの上に置いているビニールが風で揺れているのだろうとガサゴソとビニールを動かして再び就寝。 熱帯夜で寝つきが悪いため、眠れずに携帯を触っていると
カサカサ、パリパリ
再び嫌な音が聞こえてきます。 どうもビニールの音ではないし、結構大きめの音だったので 恐る恐るシンクの方に忍び寄ってみたところ
いました。いらっしゃいました。地球上に住まう多くの生物にとっての大先輩。 G先輩がいらっしゃいました。 昨晩、鶏むね肉の照り焼きを作ったので 発砲スチロールの空容器を洗って干していたのですが それをガジガジと食べております。
すぐさま相方を起こし、殺虫剤を用意。 勢いよくブシューっと噴射しますが 地球上でほとんど姿かたちを変えず、億単位の年数を生きてきた先輩は 殺虫剤ごときではほとんど怯みません。 シンクの中に逃げ込んだため、大量の水を流し 水切りネットを設置した排水溝の中へ誘導します。 すかさず大きめのフライパンで上から蓋をし、逃げられないように確保。
まずはこれで一安心です。 ですが、蓋替わりのフライパンを外した瞬間に逃げられるかもしれません。 そこで、G先輩も耐え難い所業を準備します。
そう、熱湯です。
古来より人類は「火」を扱ってきました。 おサルさんから進化した我々人類は、「火」という文明を携え今日に至ります。 当時で言うところのまさにDX(デジタルではありませんが)と言っても過言ではありません。 まさに変革です。
で、早速ポットでお湯を沸かし熱湯を投入。 油断ならないので、2度ほどお湯を沸かしました。
さすがのG先輩も「火」というDXには耐えきれず ようやく天に召されました👻

その日の昼間、私が担当する点検業務の完了検査で、業務内容の報告を行っていました。 斜面からの落石を防止するためのロックシェッドに亀裂などの大きな損傷があり 今後の点検や監視を容易にするため、点群のデータを取得し差分解析を実施しました。 【差分解析画像】 廣瀬文中.jpg 変形箇所の把握は、従来は測点毎の断面での比較でしたが 点群を用いて差分解析することにより、構造物全体を面で比較することができます。 そのため、従来の断面毎の比較では見落としがちだった箇所の変状も把握することができ かつ、データの取得も比較的容易なため作業の省力化に繋がります。 しかも点群取得は弊社測量部で実施しているため、自前で作業が可能です。
点検作業効率化によるDXほか、色々と新しい変革を実践しているオービットです。 ご興味ある方はぜひ、下記リンク先からクリックください。