こんにちは! プラスト編集部のOです。
第19回目となる「みんなの転職ストーリー」。 今回は株式会社プラストに、総務スタッフとして入社したAさんにお話しを聞きました。
今回も、みなさんの転職活動の参考になる転職体験談を紹介しています。ぜひご一読ください。

【🏢株式会社プラスト】
HP制作やモバイルマーケティング、OA機器の販売など、幅広く事業を展開する株式会社プラスト。16年連続で売上増加を達成しており、2023年10月には4拠点目となる岡山営業所を新設。福利厚生や制度の制定も積極的に実践している。










——良い人間関係のなかでのスタート

オープンを数日後に控えた株式会社プラストの岡山営業所で新たなキャリアをスタートしたAさん。他の拠点には複数いる総務スタッフも、そこではAさん一人だけだったという。
「正直、最初は心細いと思っていました。でも、最初の1週間は埼玉の本社にいる上司が駆けつけてくれたし、その後も『困っていることない?』って何かと連絡をくれて。心細さはすぐになくなりました」
加えて、営業所の雰囲気の良さもすぐに馴染める要因だったという。
「岡山営業所には、横のつながりを大事にする人たちが集まっていたんです。職種や社歴に関係なく、みんなで営業所を盛り上げようとする一体感がありました。仕事終わりに『ご飯行こうよ』と気軽に言い合える関係性があったのも魅力ですね」 スポット (71).png

——退職を覚悟したが…

ところが、Aさんに転機が訪れる。同居していた婚約者が名古屋に転勤となり、Aさんも岡山を離れなくてはならなくなったのだ。
「当社には名古屋営業所もありますが、そこには育休中の方も含めて3人の総務スタッフが在籍していたんです。空きはないだろうし、異動は無理だと思っていました」
退職を覚悟で会社に相談したAさん。しかし、予想に反した答えが返ってきた。
「『岡山営業所との兼務で、名古屋営業所への異動はどう?』という打診があったんです。それを聞いて、感動しちゃいました(笑)」
「以前、私は移住を理由に退職した経験があるんです。その時の会社のメンバーが本当に大好きで、上長だった方とは今でも交流が続いています。他のメンバーも私が退職するまで、まるで家族のようにずっと気にかけてくれていました。働き続けたかったのですが、移住するんだったら辞めるしかないと決めつけてしまっていた自分がいて…。もっと柔軟に考えて会社に相談していたら、残ることもできたんじゃないかってずっと後悔していたんです」
「今回はしっかり相談しようと思っていたところ、プラスト側からなんとか一緒に働く道を模索し、提案してくれた。うれしかったのはもちろん、『従業員、そして関わる全ての大切な人たちが幸せな人生を送る為の基盤であり続ける』という当社の理念を体感した瞬間でもありました」
ますます会社へ愛着心が湧いたというAさん。現在は名古屋営業所で充実した毎日を送っている——。 ここからは、Aさんが理想的な環境を手に入れるまでのキャリアの軌跡を紹介します。 スポット (73).png

——最初のキャリアは接客業

製菓の専門学校を卒業したAさんは、飲食店に就職。3年後にアパレル店に転職することになる。2社続けて接客業の道に進んだ。
「接客コンテストへの参加が転職のきっかけです。たとえば飲食店って、お客様が来店すれば必ず売り上げが立ちますよね。でもアパレル店はそうじゃない。だから両者では接客のアプローチが異なります。そういったことを学び、違うステージに進んでみたいと思うようになったんです」
初めての転職活動になるが、どのように進めたのだろうか。
「好きなブランドのお店に行った際、たまたま社員募集の張り紙を見つけて、その場で直接問合せました(笑)。面接を経て、アルバイトから始めることになりました」


——事務職へのキャリアチェンジ

転職先は人間関係も良く、接客も楽しかったというAさん。とても充実した日々を送っていたようだが、徐々に転職を考えだすようになる。
「正社員、さらには副店長になって、シフト表の作成といったPC作業の機会が増えました。それで、だんだんと事務方面のスキルを磨きたいと思うようになっていったんです」
Aさんは、2回目の転職活動において情報収集に注力したという。最終的に、事務職を希望する人を応援する派遣サービスに登録し、仕事を探すことにした。
「最初の転職は勢いだけで進めましたが、今回は派遣会社の担当の方に職務経歴書の添削など、いろいろとサポートしてもらいました。転職活動のノウハウはこの時に学びました」


——事務スキルを磨く日々

Aさんは派遣された3社目、そして4社目で事務職として働くことに。特に4社目の店舗開発事業を展開する企業では大きなやりがいを感じていたようだ。
「新規出店や移転店舗のレイアウトチェック、購買業務、産廃処理対応、契約書作成…など、担当業務は多岐にわたっていました。事務職ながら、現地に出張する機会も多々ありましたね。上長がさまざまな挑戦をさせてくださる方だったこともあり、いろんなスキルを身につけたい気持ちが強かった私にはぴったりの環境でした」
4社目では正社員に登用されたAさんだが、婚約者の転勤で一緒に岡山県に移住することになった。先述した通り、本意ではないものの退職せざるを得なかったという。


——価値観の変化に気づく

岡山県に移住してからは、フルリモートで働ける外資系企業に勤め出したAさん。しかし、在籍1年もしないうちに業績が悪化し、人員整理の対象になってしまう。そうして転職活動を開始することになった。
「今までの転職活動は、年収アップだったり、スキルアップだったり、自身の市場価値を高めることを優先していました。でも、このタイミングでこれまでを振り返ってみたんです。そうしたら、私はお金よりも、一緒に働く人たちと楽しく仕事ができることを求めているんだと気づきました」
そうした思いのなかで、Aさんはプラスト社の求人を見つける。気になって調べるうちに、同社がインスタやプラスストーリーズで情報発信をしていることを知り、さらに応募意欲が増したという。
「先輩インタビューをはじめ、社員にフォーカスした記事が多く、率直に風通しが良さそうと思ったのを覚えています」
「特に印象に残っているのは、社長のインタビュー記事。内容に共感できたのはもちろんですが、HPにある社長メッセージと発信内容が一貫していました。私は転職活動において、気になった企業はSNSなどの発信とHPの情報を見比べていたんです。なかにはその記載内容にずれを感じる企業もあったので、なおさら好感を持てました」 スポット (74).png

——面接で入社意欲が上昇

無事に面接に進むことになったAさん。面接を通して、入社意欲がさらに高まったようだ。
「私からの質問に、面接官の方は事実と個人的な所感をしっかりと分けて伝えてくれました。さらにメリットもデメリットも包み隠さず教えてもらい、時間はあっという間に過ぎ去ってしまった。こんなに楽しいと思えた面接は初めてで、この人たちと一緒に働きたいと強く思ったのを覚えています」
さらに社長面接において、入社意欲は決定的となった。
「最終面接の際に、社長に5年後、10年後のビジョンを聞いてみたんです。そしたら、現実的というか、すごく地に足付いた回答だったんですね。そのなかで、『今が一番良い状態を1日1日積み重ねていくことで、個が成長し、それがチームの成長につながり、そして全体の成長へと広がっていく——。全員がこう思って働いてることが理想的です』といったお話をしていただいて。会社のビジョンに『Growth chainを育てる』という記載があったのですが、その意味がとてもよく理解できました」
「それに、社員に無理を強いるような高すぎる目標でないのは好感を持てました。私自身、これまでのような収入アップやスキルアップを重視する方針ではなかったので、社長のお言葉に一層共感できたのを覚えています」 スポット (75).png
入社後も面接の通りだったと語るAさん。Aさんが充実した毎日を送っているのは冒頭に記載した通り。最後に、ご自身の転職活動を通して得た教訓を聞いてみた。
「固定観念にとらわないことが重要だと思います。私は仕事への価値観が変わったことで、プラスト社という理想的な会社に出会えたと思っています。経験を積まないとわからない部分もあると思いますが、いろんな可能性を考慮しながら、多角的に会社探しをしてみてはどうでしょうか」

※本記事は2024年6月7日時点の情報をもとに作成しています




《編集後記》

さまざまな経験を経て、働く上で収入よりも一緒に働く人が重要だと語っていたAさん。これまでのキャリアのエピソードを聞いた際も、プラスト社でのことを一番イキイキと話してくださいました。その表情からも、まさにAさんにとってピッタリの会社に出会えた様子がうかがえました。

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