こんにちは! プラスト編集部のOです。
第16回目となる「みんなの転職ストーリー」。
今回は大同電気株式会社に、電気工事士として入社したYさんにお話しを聞きました。
【🏢大同電気株式会社】
静岡県吉田町で創業69年の歴史を誇り、地域での知名度も抜群の大同電気。元請け企業として地域のさまざまなインフラ工事を手掛ける。『健康経営優良法人 2024』にも認定されており、社員の働きやすさ促進にも注力している。
記事では”転職におけるさまざまな決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が語られています。
転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける転職体験談になっていますので、ぜひご一読ください。
※本記事は2024年5月9日時点の情報をもとに作成しています
——切磋琢磨できる仲間がいる喜び
大同電気に入社して1年半が過ぎたというYさん。働きやすさを感じる日々だという。
「当社は、工事の発注者から直接依頼を請ける元請け企業です。何件も工事を掛け持ちするというよりは、会社近郊の大きな案件に集中できる環境があります。だから移動時間も少なくて済むし、仕事をきっちり17時に終える文化も根付いている」
「当社に入社するタイミングで2人目の子どもを授かり、今まで以上に家事や育児を頑張らなくちゃと思っていたんです。入社後は早い時間に帰宅できるようになったので、妻も喜んでいます」
プライベートの時間が増えたこと以外にも、転職して良かったと思っていることがあるようだ。
「同じような経験年数で、かつ同世代の人がいたことが大きかったですね。『ここはどうするんだっけ?』みたいな感じで、ちょっとした質問も気軽にできて助かっています(笑)。一緒に成長していける仲間がいるだけで心強いと思うことばかりですよ。そして、プライベートの話で盛り上がる瞬間は大きな息抜きになっています」
家族との時間を大事にしつつも、手に職つけるための成長環境を求めていたYさん。どのような経緯で理想的な環境を手に入れることができたのだろうか。Yさんのキャリアの軌跡を紹介します。
——就職の決め手は”安定性”
工業高校を卒業後、Yさんが就職したのは飲料メーカーの工場。ラインオペレーターとして4年間を過ごしたという。
「就職した当時はリーマンショックの渦中で、世間的にも不況が叫ばれていました。そのような状況のなか、食品系なら安定しているのではと考えて就職先を決めたのを覚えています」
Yさんの想定通り、1社目は不況のあおりを食うこともなく安定していた。さらに人間関係も良好で居心地が良かったという。しかし、転職に踏み切る十分な理由があった。
「翌週は土日休みだと掲示されても、直前で出社日に変更になるということが連続して起こりました。休日の予定を何回もキャンセルすることになり、だんだんと耐えられなくなって…。このことがきっかけで同僚も続々と辞めていき、私も退職を決意しました」
——安定性よりも、手に職つけたい思いを優先
最初の転職ではハローワークを利用したというYさん。求人数が多かったこともあり、引き続き製造職で仕事を探していたという。そして、製薬会社のグループ企業に入社することになった。
「土日は完全に休みで、急に休日出勤が発生することもない。1社目に感じていた不満はすっかりと解消されました。それに長期休暇もあるし、賞与もしっかりと出たし、転職して正解だったと思うことばかりでしたね」
Yさんは2社目で7年を過ごし、その期間に1人目のお子さんも産まれたという。話しを聞いていると仕事もプライベートも順調に思えたが、徐々にキャリアに関してモヤモヤを感じるようになっていく。
「毎日決まった作業を正確にこなすといった仕事だったので、30歳を目の前にして、このままでいいんだろうかと心配になっていきました。手に職つけないと、この先やっていけないのではないかと…」
「家族のことを考え、安定していた2社目で働き続けることも考えました。でも、自身のキャリアも大切にしたい。求人広告を見ていると、年齢制限を設けている求人が少なくなかったのも、転職を急いだ要因のひとつでした。妻にはなんとか理解してもらって、転職することを決断しました」
——新しいキャリアに挑戦
2回目の転職活動ではエージェントを活用して、何社か電気工事会社を紹介してもらったという。どうして電気工事士のキャリアを選んだのだろうか。
「2社目に在籍中、将来のことを考えて、独学で第二種電気工事士の勉強を始めたんです。会社にかけあって講習を受けることができ、無事に試験に合格。次に就く仕事では、第二種電気工事士の資格を活かした、電気工事現場の職人(電気工事士)にチャレンジしようと思っていました」
「意図して選んでいたのは、社長に直に教えてもらえるような小規模の会社です。エージェントにもそういう会社を紹介してほしいとお願いしていました。そういう環境の方が自身の成長が早まると考えたためです」
3社目に入社後は厳しく指導してもらい、電気工事士としての経験を積み重ねたYさん。激務ではあったものの日々やりがいを感じていたという。ただ先述したように、2人目の子どもを授かったタイミングで、働きやすさを求めて転職に踏み切ることになった。
——今までにない魅力を感じる環境
3回目の転職活動は、自身で求人を探していたYさん。大同電気の求人は残業がないことが大々的にうたわれていて特に気になったという。さらにもうひとつ、大きく興味をひく要素があった。
「会社のHPを確認すると、『プラストを更新しました』というお知らせが載っていたんです。クリックしてみると、新人が担当した現場を紹介した記事や、同世代の社員が紹介されている記事が投稿されていました」
「前職は大ベテランの先輩ばかりだったので、同世代で同じ経験値くらいの人が働いている環境にはとても惹きつけられました。切磋琢磨しながら成長できそうだと感じたんです。また、経験したことのない案件に携われることもわかり、スキルアップできる環境がありそうなことも大きな魅力にうつりました」
面接ではプラストの話題も出て盛り上がり、さらに面接後の社内見学では、社員たちのフレンドリーな対応に好感が持てたという。一気に大同電気に入社したいという想いが強まることになった。
——希望通りの転職を実現
無事、大同電気に入社することができたYさん。面接で会社を訪れた際に感じた雰囲気の良さを、入社直後に早速実感したという。
「初日から現場を経験させてもらったのですが、休憩中にはベテランの親方衆から積極的に話しかけてくれたんです。人間関係の良い会社だと思えたのを覚えています」
電気工事の仕事の幅は広く、未経験も同然だと語るYさん。今後の目標を聞いてみた。
「まだまだ覚えることがたくさんある修行中の身なので、経験を積んで課長や班長のように、どんな現場でも臨機応変に対応できるような職人になりたいと思っています」
最後に、転職活動中の方にエールを送ってもらった。
「異業種、異職種へのチャレンジは勇気が必要ですが、手に職つけたいというような強い思いがあればぜひ踏み込んでほしいと思います。私の経験として、同世代の人がいる会社だと入社後に心強いですよ。大同電気は若手からベテランまでさまざまな年代がいるので、どんな人にもおすすめできる会社です」
《編集後記》
独学で電気工事士の資格を勉強したり、成長意識をもって企業を探したり。Yさんの「手に職つけたい」という目的に向かって行動する力には驚くばかりでした。Yさんが大同電気という理想的な企業に入社できたのも必然であると思えた取材となりました。
大同電気株式会社のプラストでは、社員インタビューから仕事内容紹介まで、働くイメージが具体的になる記事が数多く投稿されています。下記リンクより求人だけでは知り得ない魅力を感じてみてください。
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