こんにちは! プラスト編集部のOです。
第10回目となる「みんなの転職ストーリー」。
今回は株式会社クレスコ・ジェイキューブにITエンジニアとして入社したWさんにお話しを聞きました。
記事では”転職におけるさまざまな決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が語られています。
転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける転職体験談になっていますので、ぜひご一読ください。
※本記事は2023年9月27日時点の情報をもとに作成しています
——理想的な環境に出会う
Wさんはクレスコ・ジェイキューブに入社してまだ5か月ほど。入社間もないWさんの目に、同社はどのように映っているのだろうか。
「入社してまず感じたのは風通しの良さですね。社歴や役職に関係なく”さん付け”で呼び合う風土や、常にサポートしてくれる上司・先輩たちの存在があって、入社後の緊張もすぐにほどけました」
「歓迎会も盛大に開いてもらえたし、仕事終わりに数人で飲みに行ったり、BBQ大会が開かれたり、オフで交流する機会があるのもありがたかった。人間関係を構築しやすい環境があるのも当社のお気に入りポイントです」
また、”意欲的な若手社員が多い”という点も、ポジティブにとらえている要素のひとつになっているようだ。
「入社時期が近い人たちと定期的にコミュニケーションを取る機会があるのですが、新言語を学んでいることや携わっているプロジェクトの進捗について、みんなうれしそうに語っているんです。私も感化されて、より意欲的に仕事に向き合えるようになりました」
現環境に満足していると語るWさん。理想的な環境に出会うまでにどんなキャリアを歩んできたのだろうか。Wさんのキャリアの軌跡を紹介します。
——ネットワークエンジニアからキャリアをスタート
地元福島県の大学院で情報系分野を学んでいたWさん。ある出来事がきっかけで、目指すキャリアが固まったという。
「本格的に自身のキャリアについて考えるようになったのは、東日本大震災がきっかけです。震災による影響で停電や通信障害が発生し、一時、まともな生活を送ることが困難な状況になりました」
「そのような経験から、人々の暮らしを支えるような仕事に携わりたいと思うようにったんです。通信インフラの整備・強化を担うネットワークエンジニアを目指すことに決めました」
就職のために上京したWさん。選んだのは、顧客のシステム開発や運用を一貫して担うSIerと呼ばれる業態の企業だった。そこでネットワークエンジニアとしてのキャリアを歩み始める。
——居心地良い会社だったけれども…
1社目はとにかく人間関係に恵まれていたという。居心地も良く、10年以上も在籍していたようだ。そこまで働きやすさを感じていたのに、なぜ転職を考えだしたのだろうか。
「以前から、いずれは地元の福島県に戻りたいと考えていました。当時は子どもが1歳で、東京で子育てするのは大変だと実感していたんです。福島だと車移動で楽だし、それに両親に育児のサポートもお願いできる。子育てを含め、今後のことを考えると、今このタイミングで福島に戻るのがいいのではと思ったんです」
「もうひとつの理由は、ネットワークエンジニアの仕事をやりきったという感覚があったからです。10年の間に下流工程から上流工程まで一通り経験しました。ITエンジニアとして、違った分野で新たなスキル・知識を身に着けたい、成長できる環境に身を置きたいという思いが強まったのも、転職に踏み切った大きな理由です」
早速、働きながら転職活動を開始したWさん。転職エージェントから情報収集をしつつ、自身でも複数の転職サイトに登録し、企業探しを進めていたようだ。
「何社か気になる企業に応募し、半数ほどは面接まで進んだのを覚えています。そして、最終的に内定が出たのは、福島の企業と東京の企業の計2社でしたね」
「実は、妻はまだ東京にいたかったようで、一応東京の企業も受けていたんです。でも、私としては福島で働きたかったし、福島の企業の業務内容に大きく惹かれていました。なんとか妻を説得し、Uターン転職を実現させました」
——入社後ギャップを感じる転職に
2社目は事業会社で、ITエンジニアとして会社のDX化を進めるポジションを任されることに。念願のUターン転職、そして新たなキャリアへの挑戦を実現し、意気揚々と入社日を迎えたWさんだが、そこには思いがけないギャップが待ち受けていた。
「率直に言うと、イメージしていた業務内容と違ったんです。会社のDX化を進めるにあたり、技術的な部分はすべて外注していて、私はイチ発注者といった立ち位置でした。ITの開発スキルを磨きながら、DX化を主導するポジションだと思っていただけに、業務内容に大きなギャップを感じてしまいました」
違和感を抱えながらも、2社目には1年3ヵ月ほど在籍したWさん。しかし、自身が希望する業務内容とのマッチングを目指し、2回目の転職に踏み切ることとなる。
——求人にはない情報を知り、志望度が上昇
以前と同様に、エージェントでの情報収集に加え、転職サイトを利用していたWさん。マイナビ転職でクレスコ・ジェイキューブの求人を発見したことが転機となる。
「テレワークなど、働き方に関するワードで検索をして発見したのがクレスコ・ジェイキューブの求人です。求人ページには、社員がブログを投稿しているプラストページへのリンクが付いていました」
Wさんはよくわからないままにリンクをクリック。そこには、求人には記載されていない社員の生の声が集められていた。
「プラストでは、郡山オフィスの社員インタビュー記事も複数投稿されていました。東京本社の情報だけではなく、自身が希望する勤務地のオフィス風景や社員の生の声を知ることができたことはうれしかった。応募判断に大きく役立ちました」
そして、まさにWさんが知りたかったことが紹介されていた。
「記事では、社員がどんな業務に携わっているかも紹介されていました。旅行会社や運送会社向けに、さまざまなシステムを開発していることがわかり、『ここならITエンジニアとして新たな挑戦ができる!』と実感しましたね」
——面接で不安や懸念が払拭される
業務内容も勤務地も条件も申し分なかった。Wさんはすぐに応募し、一次面接に進むことに。面接時の対応も非常に好感が持てたという。
「2社目での失敗を繰り返さないために、私が携わりたい業務内容や将来のビジョンを詳細にお伝えしました。面接官の方からも、丁寧に私に求める役割を説明いただき、両者の思惑がマッチングしていることがわかった。視界が一気にクリアになったのを覚えています」
「最終面接では社長ともお話しできたのですが、とてもフランクに接していただいたのが印象に残っています。今思うとまさにクレスコ・ジェイキューブの雰囲気を体現しているなと。面接中に『内定を出そうと思っている』と告げられた時は、本当にうれしかったですね」
社長の宣言通り、すぐに内定の通知が届いたという。2社目の経験から慎重に転職活動を進めていたWさんだが、何の迷いもなく内定を承諾した。
——わくわくしながら働ける環境
Wさんがクレスコ・ジェイキューブ社の転職に満足いっていることは冒頭で紹介した通り。Wさんに現況について伺ってみた。
「現在は入社後3ヵ月の研修を終え、とあるプロジェクトにアサインされています。上司や先輩のサポートのもと、OJTで業務にあたっています」
「プロジェクトによっては、東京の本社所属の人とチームになることもあります。そういった場合はWeb上でコミュニケーションを完結しなければならず、もう少し慣れが必要だと感じている部分ですね」
仕事だけでなく、その進め方まで初めてのことが多いと語るWさん。その表情には戸惑いではなく、よろこびが映って見えた。
「今はプログラマーとしてのスキルを磨いている段階。先輩や上司のサポートがなくとも仕事ができるまでに早くなりたいですね。当社は実にさまざまな業界向けにさまざまなシステムを提供しています。これからどんどん経験を積めると思うので、とてもわくわくしています」
《編集後記》
一度はうまくいかなかったものの、2回目の転職で理想的な環境を手に入れたWさん。ITエンジニアとして成長したいという思いは、取材中にもひしひしと伝わってきたのですが、その思いこそがクレスコ・ジェイキューブ社との出会いを引き寄せたんじゃないかと思える取材でした。
プラストに投稿されている株式会社クレスコ・ジェイキューブの投稿には、仕事場の雰囲気や人間関係の良さを感じられる記事が少なくありません。下記リンクより求人だけでは知り得ない魅力をぜひ感じてみてください。
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