こんにちは! プラスト編集部のOです。
第3回目となりました「みんなの転職ストーリー」。
今回は株式会社ホンダカーズ埼玉のMさんにお話しを聞きました。
同社の営業職として活躍するMさん。実は、転職を意識し出す前にホンダカーズ埼玉と接点をもっていたようです。
Mさんのホンダカーズ埼玉を志望したきっかけから、実際に入社するまでのストーリーを追いました。
本記事は”転職における様々な決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が多く語られた、先輩たちの転職体験談です。
転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける記事になっていますので、ぜひご一読ください。
※本記事は2022年11月18日時点の情報をもとに作成しています
——想定外だったキャリアを歩むことに
大学時代にMさんが目指していたのは公務員。そのための勉強に励んでいたようだ。
「大学と同時に資格取得のための学校にも通うほど真剣に公務員を目指していました。でも、残念ながら試験の結果は不合格…。とてもショックでしたね」
あきらめきれず、来年もチャレンジしようと決断しかけたその時、資格学校でお世話になっていた先生の一言が転機となる。
「『君は人を巻き込む力があるので教員が向いているよ』と言っていただいたんです。自分でも気づいてない能力を見てくれていたこと、そして、社会人経験が豊富な先生に褒められたことがとてもうれしかった。一回、働くことを経験するのも悪くないと考え、通っていた資格学校の教員になろうと決意しました」
——社会人を経験し、見えてきたこと
資格学校では、教員として学生に数学や政治経済などの一般教養を教えていたMさん。加えて、高校生に入校を案内する営業活動では大きな結果を残していた。
「私が担当した高校生の入学率が90%以上となり、全国の系列校の中でもトップクラスの成績を残せました」
しかし、大きな活躍をしてもあまり喜べなかった。
「営業活動の成績が評価される体制ではなかったんです。安定している仕事という側面は魅力的ですが、頑張った分だけ評価してほしいという気持ちは正直ありました」
学生が夏休みや冬休みに入るシーズンは教員も長期休みを取ることができる。その期間に、自身の今後についてじっくり考えることができたという。
「もともと社会人経験を得るために就いたという経緯があったので、ずっと教員を続けるかは迷っていたんです。考えたうえ、このままずるずると教員を続けても自分のためにならない、もっと挑戦できる環境に身を置くべきという結論に達しました。高校生に入校を案内する営業活動にやりがいを感じていたこともあり、営業職にチャレンジしたいと思うようになりました」
——強く残っていたホンダカーズ埼玉との接点
営業職への転身を決意したMさんだが、実は入りたい会社はすでに決まっていたという。
「自動車業界です。それもホンダグループで働きたいと思っていました。昔から車好きなのですが、そのなかでも革新的な製品を生み出し続けるホンダが特に好きだったんです。チャレンジ精神を重要視するカルチャーがあることも魅力に感じていました。教員になってすぐに買ったのもホンダ車です」
しかも、Mさんはホンダカーズ埼玉をピンポイントで志望していた。
「実は、愛車を購入したのがホンダカーズ埼玉の店舗。その際に担当してくれた営業の方がすごく親切でした。それに、イキイキと働いている姿も好印象でしたね。『あそこで働けたら楽しいだろうな』と漠然と思っていた記憶が、いざ転職を考えだしたタイミングでふつふつとよみがえってきたんです」
「それに加え、様々な年代のお客様と関係を築けることも、ホンダカーズ埼玉を志望した理由のひとつです。学生だけに向き合う前職と違い、営業職として成長できる環境があると考えました」
——ネガティブな印象を吹き飛ばす記事に出会う
すでにMさんの心は決まっていたが、転職について職場の上司や先輩に相談してみると、思った以上に厳しい言葉を投げかけられることに。
「相談した全員が口にするのはネガティブなことばかり。『休みは取れないし、残業も多いよ』とか、『結果出してる人見たことないよ』とか…」
「もともと私は心配性なんです。結婚して家族もいるなかで、かなり危ない橋を渡ろうとしているのではと不安になったのを覚えています」
先行きが曇りかけた状況のなかで、ホンダカーズ埼玉が『+Stories.(プラスト)』に投稿していた記事を発見したMさん。一気に視界が開けたという。
「記事には、社員が楽しそうに働いている姿や充実した休日を過ごしている姿が収められていました。厳しい業界、仕事というイメージが強まっていたので、すごくびっくりしました」
「特に目についたのは【年間休日120日スマイル】という記事。前職では休日出勤をすることもあったのですが、車の営業職ってもっと休めないと思い込んでいたんです。まさかこんなに休みを取れるなんて思ってもいませんでした」
「そして何より、この記事に写っていたのが、車を買った時の営業担当の方だったのが大きかった。親近感がわき、やっぱりいい会社だという印象が一層強まりましたね」
——意向は上がるも、手ごたえをつかめなかった1次面接
勢いよく応募し、無事1次面接に進めることになったMさん。面接で直接、同社での働き方を知ることができ、より意向が上がることに。
「プラスト記事にある情報を信じきっていたわけではありませんでした。良いことだけ切り取っている可能性もありますしね。でも、大型連休が取れることや、月30時間以上の残業が禁止されているといったことを面接で直接聞けたことで、より入社意欲が高まりました」
ホンダカーズ埼玉に入社できなかったら資格学校で働き続けると決めていたという。背水の陣で挑んだ選考ということもあり、しっかり面接対策を練っていた。
「学生時代、そして前職で培った経験のなかで、ホンダカーズ埼玉の営業職として活かせると思うスキルをリストアップしました。そのなかでも、全国の系列校でトップクラスの成績を取った時の経験をベースに、自己PRを組み立てていった感じです」
しかし、準備万端で臨んだものの、緊張のあまりうまく話せず、手ごたえはなかったようだ。
「特に前半は緊張しすぎて何を言ったのかほとんど覚えてません(笑)。さらに、最後の質問も焦ってどうでもいいことを聞いてしまい…。意気消沈してしまいました」
「でも、そんな私の姿を見てか、面接官が『質問はもう大丈夫ですか?』と優しく聞いてくれたんです。そこからいろんな質問が浮かんできたと同時に、自身のことについても話すことができた。多少は挽回したと思いましたが、それでも自信はありませんでした」
——反省を踏まえ、手ごたえを感じた最終面接に
Mさんが感じた手ごたえとは裏腹に、最終面接の案内はすぐに届いたという。しっかりと1次面接の反省をしたおかげで、今回は自信があったと語る。
「最終面接は主に役員二人との面接でしたが、1次面接の時ほど緊張せず、しっかりと自身の強みや想いを伝えることができました」
「1次面接の際に、仕事内容や働きやすさは理解できていたので、この時点で入社したいという気持ちにブレはありませんでした。ちょっと余談なんですが、役員の方が身につけていた時計がロレックスだったんです。『夢あるなぁ!』と思い、より入社意欲が高まりましたね(笑)」
「内定をいただけた瞬間は本当にうれしくてうれしくて。私は学生時代に野球をやっていたのですが、甲子園で優勝したらこんな感じなのかなとか思っていましたね」
——大変さも感じつつも、理想の働き方を手に入れる
プラストで読んだ記事や面接で聞いた情報から、非常に高い期待値で入社したMさん。入社後にギャップはなかったのだろうか。
「働き方の面は聞いていた通りでした。前職より残業も少なくなりましたし、お休みも増えました。家族も喜んでいて、自分が理想としていた働き方ができています」
「ただ、仕事がラクになったというわけではありません。明確な目標があることは前職になかった厳しさです。残業を少なくするためにも、効率をより意識しなければなりません。ギャップではないのですが、入社して体感したことですね」
また、社員同士の関係性も記事で読んだ通りで、ホンダカーズ埼玉の大きな魅力だという。
「記事にあった通り、どの拠点でも先輩・後輩が良い関係性を築いているんです。私の場合も、先輩や上司に仕事の相談をしたり、お客様との間に入ってもらったり、すごく助けられています」
——転職活動を振り返って
最後に、今回の転職経験を踏まえ、現在転職を考えている人にどんなエールを送るか聞いてみた。
「転職活動中は入社することをゴールととらえがちですが、結局は、転職後に担当する仕事にどれだけ本気になれるかどうかが重要だと思っています。私の場合、車という好きなものと、営業という挑戦したかった仕事から、本気になれる場所を見つけられました」
「自分が何を好きで、どんなことをやりたいかしっかり深掘りできたことが、今回の結果に結びついたと思っています。もう一度、自分自身をじっくり振り返ってみると何か道が開けるかもしれませんね」
同社での試用期間を最短で終えたMさん。入社直後から成果を上げ続けているという。転職活動中から入社後を見据えていたことが、天職を見つけた要因なのかもしれない。
《編集後記》
「どんな企業、仕事を選んでも絶対につらいことはある。だったら自分がやりたいことにチャレンジすればいいと考えた」と語っていたMさん。好きなことを仕事にしてみたいという方は少なくないはず。そんな方にとって、Mさんの転職ストーリーは励みになるのではないでしょうか。
記事のなかでMさんが語るように、プラスト上でホンダカーズ埼玉はイキイキと働く社員の姿や働きやすさにフォーカスした記事を数多く投稿しています。ぜひ下記リンクから読んでみてください。
引き続きチェックくださいませ。それでは!
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