こんにちは、福岡の建設コンサルタント、株式会社オービットです。
先日佐賀県の発表で、弥生時代の遺跡でおなじみの「吉野ヶ里歴史公園」を管理運営する事業者を公募するというものがありました。
これは「Park-PFI」という手法で、公園の敷地内に応募・選定された企業が飲食店、売店、宿泊施設等を設置して、その収益で公園の運営費を賄うというものです。 大阪城公園で導入された事例が有名で、それまで億単位の運営費用が掛かっていたのが、この仕組みを取り入れたところ、逆に億単位の収入を得られ、またお洒落な飲食店や大阪城のプロジェクションマッピングもできました。 また、福岡でいえば大濠公園にも導入され、お洒落なカフェをはじめ様々な施設ができています。
さてそんなPark-PFIで整備する吉野ヶ里について改めて調べてみると、宿泊施設の設置が必須とのこと。 遺跡に宿泊施設となると写真のような竪穴住居なのでしょうか。弥生人体験…興味が尽きません!
地域の資源を民間のアイデアや技術でより魅力的にする、そのような取り組みが日本各地で行われている。コンサルの立場だけではなく、一個人としてもワクワクするニュースでした。
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